創業者である先々代、事業拡大を行った先代、そして現取締役である私と、川岸家は100年近く造園業に携わってきました。
一口に日本庭園と言っても、美術館や旅館のように、庭園が主役となる庭から、茶室や中庭のように、住人に寄り添うような庭まで様々な造園を手がけました。
近頃では、狭小住宅やマンションが多く、なかなか大規模な庭園を造園することがなくなりつつあります。ですが、日本人の原風景として、里山や田園風景と同じように、縁側や茶室、中庭の「つくばい」が刻まれています。
そのような歴史とも言える心象風景を絶やさぬよう、また諸外国にも日本人の原風景としての庭園を伝えていくことが、弊社の「庭造りへの思い」です。